「何度言っても高い所にのぼってしまう…」理由とは?

その他

「高いところが好きなのか、何度注意しても棚の上などに登ってしまうんです…」このページを見てくれているあなたは、今まさにこのようなことで困っていると思います。

「高いところにのぼる」といってもいくつかのパターンがあります。

楽しくてのぼっているのか、困ってしまってやむを得ずのぼってしまってるのかによって対応の仕方は変わってきますよね。

今回はそのパターン別に対応方法をお伝えしていきます。お子さんがどういう理由でのぼってしまうのかを一緒に考えてみましょう。

1.高い所の感覚刺激を好む

1つ目は、公園へ行くとすべり台の上から降りてこない、高台へ行きたがる、石の塀をのぼるなど、高い所の感覚刺激を好むパターンです。

高い所で光や風を受け、揺れる感覚などを楽しんでいるんです。

この場合は近くで見守れば大丈夫な範囲なら「風が気持ちいいね」「おひさまピカピカだね」「葉っぱがゆらゆらしてるよ」などと子どもが心地よいと感じているものを共有しましょう。

とはいえ何時間でも付き合えるわけではないので終わりの合図を決めましょう。

10数えたら、タイマーが鳴ったら、◯分になったら等お子さんが納得しやすい方法で誘いかけます。

素直に抱っこに応じてくれたり、降りてくれたら納得したと捉えていいでしょう。

納得しにくい時には、その日は少々強引に帰ったとしても「楽しかったね、また行こうね」と伝えて、またその場所に行く機会を作ります。

繰り返すうちに「今はおしまいだけどまた来れるんだな」と分かるようになります。

2.たくさんの人の中にいるのが苦手

2つ目は、人混みを苦手とするパターンです。

特に自閉スペクトラム症の特性がある子に見られることが多いようです。

高い所にのぼることで人の動きがよく見え安心できます。

先ほどと同じように、目が届く比較的安全なところであれば見守りましょう。

「人がいっぱいになってきてびっくりしちゃったんかなぁ」などと代弁しつつ、できれば降りて欲しいことは伝えます

音も苦手な場合には、高いところにのぼったまま耳を塞ごうとすると危険なのでそこは注意が必要です。

大人との関係ができていれば、高い所の代わりにおんぶでも安心できることがあります。

他の子どもよりは高く、周りを見たり隠れたりしやすいようです。

「あれは○○ちゃんだよ」「あそこの人△△してるね」など周りの様子も伝えましょう。

また、高い所以外の安心できる場所を作り(マット、ダンボールハウスのような空間など)避難できる場所が増えることで高い所にのぼらずに済むかもしれません。

3.人の注目を集めるため

3つ目は、注目してもらうためにあえてのぼっているパターンです。

子どもが高い所へのぼると大人はまず真っ先に”危ない!”と思いますよね。

思った瞬間に口に出ている人もいるでしょう。

子どもにとってはこの反応が、”これをしたら見てもらえた♪”になるわけです。

怒らせようとしてやっているのではありません。

注目してもらえて嬉しいから何度も繰り返すんです。

この場合はまず大人が冷静になることが必要です。

口調も態度も淡々と「そこはのぼりません。おりてください。」と声をかけます。

なかなか聞き入れにくい時には万が一落ちそうになっても安全を確保できる状態で注目を外す(見ない)のも1つの方法です。

注目してもらえないと分かると下りてくるでしょう。

子どもが下りてくれた時にはこちらの嬉しい気持ちを伝えましょう。

大人に注目し関わってほしかったからしていたことなので、これが1番のご褒美でしょう。

1人で遊ばせちゃってたな、関われてなかったなと思うのであればそれを素直に謝るのも大切です。

私は「遊んで〜って思ってたのになかなか来てくれなくて寂しかったんだね、ごめんね。よし、一緒に遊ぼうか!何するー?」などと声をかけています。

4.高い所から飛び降りる感覚を好む

4つ目は、高い所から飛び降りるスリルを味わおうとするパターンです。

主にADHDの特性がある子に多く見られるようです。

この場合、ダイナミックな運動遊びをすることで高い所でなくても欲求が満たされます。

例としてはトランポリンやブランコ、ボルダリング、アスレチックなどです。

トランポリンは家庭用サイズが販売されていますし、ブランコもどの公園にもほとんどある遊具なので取り入れやすいと思います。

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他にもあなたがしている良い遊びがあったらぜひ教えてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?お子さんが高い所へのぼってしまう理由は分かりましたか。

  1. 高い所の感覚刺激を好む
  2. たくさんの人の中にいるのが苦手
  3. 人の注目を集めるため
  4. 高い所から飛び降りる感覚を好む

どのパターンに当てはまるかを見極め、適切な対応を続けてみてください。

2,3の場合はそうしなくても大人のもとで安心して気持ちを伝えられるようになり、1,4の場合は楽しさを共有できることが分かりこちらから違う遊びへ誘いかけても応じてくれるようになってくると思います。

ぜひ実践してみてくださいね。

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